ノーリツおふろ白書2017、「風呂好きは幸福度が高い」

「女性」「九州在住」に顕著

おふろが好きな人、おふろに毎日つかる人は幸福度が高い―――。ノーリツ(兵庫県神戸市)が実施した意識調査「おふろ白書」の2017年度版でわかった。

ノーリツ おふろ好きであるということと幸福度との相関おふろ好きであるということと幸福度との相関

今回は「おふろと幸福度」に焦点をあてた意識調査を実施。その結果、50~70代で「おふろが好き」と回答した人の90.1%が「幸せ」または「どちらかといえば幸せ」と回答、20~40代でも「おふろが好き」と回答した人の75.6%は「幸せ」または「どちらかといえば幸せ」と回答し、幸福度が高い結果となっていた。

さらに夏・冬とも毎日入浴する人は幸福度が高い人が多い結果となっていたが、特に冬については入浴頻度が少なくなると幸福度が低くなる傾向がみられた。

また「おふろが好き」と回答した人の中で「幸せ」「どちらかといえば幸せ」と回答したのは男性70.3%、女性80.9%と女性の方が高い回答だった。さらに「おふろが好き」「どちらかと言えば好き」と回答した人の中で「幸せ」「どちらかといえば幸せ」と回答した人だけで地方ごとに比較したところ、全国平均では58.8%だったが、九州地方が最も高く79.2%を占める結果となっていた。

おふろがリラックスできる場所か尋ねたところ、50~70代では95.4%がリラックスできる場所と回答していたが、20~40代になると同じ回答では15.4ポイント下回り80%にとどまった。

例年の自社パネルユーザー(50~70代が8割)に加え、より若い世代の入浴スタイルを把握するため20~40代の男女にも調査を実施。計2860人から有効回答を得た。

リフォーム産業新聞(2018/01/23発行)17面より