ブルズ DIT制震筋かい金物発売のお知らせ
揺れを最大75%減
カネシン(東京都葛飾区)は、地震の揺れを減衰するゴムと組み合わせた筋交い金物「DIT制震筋かい金物」の販売を開始した。
同製品は、第一工業大学(鹿児島県霧島市)発の学内ベンチャー・DIT、および横浜国立大学(神奈川県横浜市)が共同で開発したもの。
二重構造の金物内部に高減衰ゴムを仕込み、耐震性能を持たせている。地震エネルギーを効率的に吸収し、建物の揺れ幅を最大で75%削減するという。
既存の筋交い金物と置換することも可能で、施工性も高い。高減衰ゴムは耐久性にも優れており、メンテンナンスは60年不要であるという。