クリナップ、自動洗浄機能付きレンジフードのモデルチェンジでリフォーム対応力向上
リフォーム産業新聞 2018/05/22 16面より
自動洗浄、2カ月に1回で
クリナップ(東京都荒川区)は2007年の発売以来、出荷20万台を突破した自動洗浄機能付き換気扇「洗エールレンジフード」をモデルチェンジし、自動洗浄能力、室内換気機能、リフォーム対応力を向上させた。
新しい「洗エールレンジフード」
今回のモデルチェンジでは、ファンフィルター構造と回転数の改良により、自動洗浄能力を向上。これにより標準的な使用での洗浄回数を約1カ月に1回から、約2カ月に1回に低減した。
LDKでの対面キッチンの増加に伴い、新たに「自動排熱機能」を搭載。室内温度が設定以上になると、自動で排熱を行う。夏場は帰宅時の熱こもりを約2度低減し、エアコンの急速運転時の消費電力も約50%低減。
さらにファンボックスを小型化することで、低天井や梁欠き加工の対応範囲を拡大。リフォーム現場での対応力も向上した。
オプション対応で「給気洗浄機能」もラインアップした。給気される外気に含まれる花粉やPM2.5などの微粒子を約95%、内蔵の微粒子用フィルターでカットする。連続稼働により24時間後には室内の花粉濃度を約50%低減できる。